ヤンキース リベラJrをドラフト指名“DNA”に期待

[ 2014年6月9日 05:30 ]

 大リーグのドラフト会議は7日(日本時間8日)、ニューヨーク市内で最終日が行われ、ヤンキースが29巡目(全体872番目)で歴代1位の652セーブを誇るマリアノ・リベラ氏(44)の息子マリアノ・リベラ3世投手(20)を指名した。ニューヨーク州のイオナカレッジの2年生。昨年途中に外野手から転向したばかりだが、直球が150キロ前後を記録するなど、潜在能力が高く評価された。

 父は昨季限りで現役を引退。その8カ月後に息子を指名したことに、ヤ軍のジョー・ジラルディ監督は「素晴らしい。いいDNAを持っているし、どんどん球が速くなっていると聞いている」と期待を寄せた。決め球はカットボールではなく、スライダーという。

 このほか2世選手では、ナショナルズが15巡目で殿堂入りしているカル・リプケン氏の息子、ドジャースが34巡目でヤクルトなどで活躍したテリー・ブロス氏の息子を指名した。ドラフトは3日間開催され、1215人が指名された。

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2014年6月9日のニュース