オリックス　完封リレーで４連勝　広島は今季初の６連敗

＜広・オ＞力投するオリックスの松葉

交流戦 オリックス２―０広島

（6月9日 呉）
　オリックス投手陣が広島打線を零封し、チームの連勝を４に伸ばした。

　５回まで両チーム得点のない投手戦は６回に動く。菊池の失策と坂口の四球で１死一、二塁の好機を迎えると、ペーニャの左翼線への２点適時二塁打で先制。これが決勝打となった。

　先発の松葉は広島打線を６回２安打無失点に抑える好投で４勝目。７回からは馬原、佐藤、平野と継投し、完封リレーを見せた。チームは４連勝で今季初の貯金１６とし、広島に対しても２年越しの７連勝とした。

　この日試合の行われた呉では２連勝中と相性の良い広島だったが、またも連敗を止められなかった。４月３０日以来の登板となった先発の野村は６回を投げてオリックス打線に対して７安打２失点と好投を見せたが、打線がオリックス投手陣の前に３安打の完封リレーを許し、最後まで見せ場を作れなかった。