スタンリッジ 古巣相手に今季初完封勝利!全球団制覇を達成

[ 2014年6月9日 21:07 ]

<神・ソ>5回、左中間ソロの柳田を迎えるスタンリッジ

交流戦 ソフトバンク6―0阪神

(6月9日 甲子園)
 ソフトバンクは投打がきっちりかみあって快勝。中日が敗れたため、交流戦首位に浮上した。打線の援護を受けた先発・スタンリッジが古巣・阪神打線を3安打無失点に抑え、今季初完封勝利で史上16人目の全12球団勝利を達成した。

 ソフトバンクは初回、1死から2者連続四球で一、二塁とすると、李大浩が3試合連続の先制打となる中前打。さらに一、三塁から長谷川の中犠飛でこの回2点を奪った。

 3回には柳田の右前打と長谷川の四球で2死一、二塁から松田の左中間二塁打で2点を加えると、5回には柳田が左中間7号ソロ。9回にも加点した。

 先発・スタンリッジは古巣・阪神戦に初登板。5回1死まで無安打の好投で結局、9回を3安打無失点の今季初完投、初完封で今季6勝目を飾り、史上16人目、外国人投手では12年のグライシンガー(ロッテ)以来2人目の全12球団勝利を達成した。

 阪神は63年ぶりの初回9得点を含む18安打14得点で勝利した前日の猛打から一転、打線が沈黙。5回1死から今成がチーム初安打の中前打を放ったが、続く梅野が遊ゴロ併殺打に倒れた。6回には、先頭・緒方の四球と上本の右中間二塁打で無死二、三塁としたが、大和が三ゴロ、鳥谷が浅い右飛、ゴメスが三ゴロで好機を逃した。

 先発メッセンジャーも誤算だった。立ち上がりから制球に苦しみ初回、2四球をきっかけに2点を先制されるなど不安定で、5回を7安打5失点で降板。今季、甲子園では5試合で4勝0敗だったが“不敗神話”は崩れ今季3敗目を喫した。

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