とんだ災難 カ軍ローテーションの一角であるワカの身に…

[ 2014年5月22日 16:44 ]

打球を右肘に受けたカージナルスのワカ

 カージナルスでエースのアダム・ウェインライトと双璧をなす若手右腕のマイケル・ワカ(22)の身にとんだ災難が襲った。

 21日のダイヤモンドバックス戦で先発したワカは6回まで2安打無失点の好投を見せていたが、災難は6回投球後のベンチで起こった。

 6回のカージナルス攻撃中、ベンチで腰を下ろし戦況を見守るワカだったが、この回の先頭打者であるマット・アダムスのライナー性のファウルボールがワカの右肘に直撃。その後、試合を離れた。

 球団発表では、右肘の打撲で、念のため交代させたとのこと。試合後の会見で右肘に包帯を巻いて登場したワカは「打球が当たって、右腕全体の感覚がなくなった。凄く怖くなったよ」と打球の直撃を振り返ったが、「今はもう大丈夫。あしたキャッチボールをしてみるよ」と語り、さほど重症ではなさそうだ。

 ワカは昨年5月にメジャーデビューを果たし、ナ・リーグチャンピオンシップシリーズでは2勝を挙げて史上4人目のルーキーでのMVPを獲得。レッドソックスとのワールドシリーズでも第2戦に先発して勝利投手となった。今季はここまで3勝3敗、防御率2・54という成績で、開幕からカージナルスのローテーションを守っていた。

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