沢村 剛腕復活151キロ!200日ぶり実戦で3者斬り

[ 2014年5月22日 15:34 ]

<イースタン日・巨>けがから復帰し1イニングを3人で抑えた沢村

 右肩違和感で2軍調整中の巨人・沢村が22日、イースタン・リーグ、日本ハム戦(鎌ケ谷)に6回から2番手で復帰登板を果たした。

 実戦登板は昨年11月3日の日本シリーズ第7戦(Kスタ宮城)以来、200日ぶり。先頭の赤田を外角149キロ直球で左邪飛に仕留めると、谷口の3球目にはこの日の最速となる151キロを計時。谷口は4球目に外角の直球を投げ込み空振り三振に斬った。続く宇佐美は内角高めの直球で左飛に打ち取り、力強い投球で3者凡退に封じた。全10球中、8球が直球だった。

 沢村は2月の春季キャンプ中に右肩の違和感を訴え2軍に降格。肩回りのリハビリなどに地道に取り組み、ステップを踏んできた。今月16日には川崎市のジャイアンツ球場でシート打撃に登板。亀井や加治前らを相手にカーブやフォークなど変化球を交えながら計45球を投げ、11打数2安打、2四球という内容。最速141キロにとどまっていたが、この日は自慢の速球で相手を押し込み、剛腕の復活をアピールした。

 原監督は交流戦開幕前に「沢村も早めにファイティングポーズをとってくれている。答えが出てくるとね、こっちにね」と右腕を気にかけ、この日も「スターターとしては日本で一、二を争うスピードを持っている。コンディションさえよければ戦える」と語り、あらためて投手陣の戦力として期待を寄せた。

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2014年5月22日のニュース