楽天 則本2安打完封で連敗ストップ DeNA打線沈黙、拙守も

[ 2014年5月22日 20:50 ]

<楽・D>力投を続ける楽天先発の則本

交流戦 楽天4―0DeNA

(5月22日 コボスタ)
 楽天が則本の今季2度目の完封勝利で連敗を5で止めた。

 1回、楽天はDeNAの守備のほころびから2点を挙げた。無死一、二塁の場面で嶋が投ゴロを放ち、ピッチャーの尚成が二塁へ送球して一塁走者の藤田を封殺すると併殺のために送球を焦ったショートの山崎が一塁へ悪送球。その間に二塁走者の岡島がホームに生還し、相手守備の乱れから先制。
 
 その後、1死一、三塁の場面では松井が空振りの三振に倒れた際、三塁走者をホームに生還させるために重盗を敢行。「おとり」となった一塁走者の狭殺プレーの際、一瞬のスキをついて、目論みどおり三塁走者の嶋がホームに生還して加点した。7回にも藤田の2点適時打でリードを広げて勝利を引き寄せた。

 先発の則本は2安打無四球、そして自己最多の11三振で4月18日の日本ハム戦以来となる自身2度目の完封で5勝目を挙げた。序盤から力強い投球を見せて、雨天中止となった前日(21日)からのスライド登板の影響を感じさせなかった。

 DeNA先発の尚成は6回5安打2失点と好投を見せたが、日本球界復帰後の初勝利は、またもお預け。打線は則本の前に4回以降はヒットなし。しかも、放った2安打のうち1本はピッチャーの尚成が放ったものという寂しい内容だった。

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