則本 飛ばして完封「疲れました」、雨天スライドもプラスに捉えた

[ 2014年5月22日 21:45 ]

<楽・D>お立ち台でBURNする則本

交流戦 楽天4―0DeNA

(5月22日 コボスタ)
 2安打無四球で完封勝利を挙げた楽天・則本は「疲れました」と前回に完封勝利を挙げた今年4月18日の日本ハム戦の時と同じ言葉をお立ち台で口にした。

 連敗中と苦しい状況での勝利については「いけるところまで初回から飛ばしていこうと思っていた。チームとしてもこの勝ちは大きいと思う。あしたから投手が抑え、野手が打って連勝が続けばいいと思う」と自身の勝利が起爆材になればという思いを語った。

 自身が登板した15日は2回雨天ノーゲーム、そして前日の雨天中止に関しては「投球を見直す時間が増えた。こういう結果になったので、恵みの雨になった」と決して否定的に考えず、プラスと捉えていた。

 DeNA打線を2安打無四球に抑えて二塁を踏ませない完璧なピッチングについては「野手がしっかりアウトを取ってくれたからこの完封がある」と謙虚に語り、自己最多の11奪三振については「気づかなかった」とようやく白い歯を見せた。

 交流戦では昨年から自身4連勝中だが、その話題に話が及ぶと「ヒット1本打ちたいが、簡単ではない」と本業のピッチングについては語らずに自身の打撃について笑顔を交えて少しはぐらかすと、「昨年は交流戦から勢いづいた。またあしたから頑張っていきたい」と笑顔から一転、引き締まった表情で語り、コボスタに集まった楽天ファンの声援を浴びていた。

続きを表示

この記事のフォト

2014年5月22日のニュース