西武・岸 今季初完投初勝利は打線の援護「楽に投げられた」

[ 2014年4月11日 21:01 ]

<日・西>完投で今季1勝目を飾った西武・岸

パ・リーグ 西武5―2日本ハム

(4月11日 札幌D)
 開幕から3度目の先発マウンドを、西武・岸は最後まで1人で守り抜いた。8回に2ランを浴びたものの、9回を131球、3安打2失点で完投。今季初白星をつかんだ。

 「先に点をやらないようにと考えていました。先にウチが点を取ってくれたので楽に投げられた」。

 3月28日の開幕・楽天戦(西武D)で7回7安打2失点で黒星スタートとなった。続く4日のオリックス戦(京セラD)でも7回7安打3失点で2敗目。好投しつつも勝てない日々に耐えていた。

 この日は打線の援護が力になった。2回に2点を先制すると、8回には木村の一発などで3点を加えた。試合後のヒーローインタビューでは、5点を奪った打線について聞かれると「ありがとうございます」とホオを緩めた岸。今季チーム初完投となったが「チームが勝ったので、それだけで十分です」と控え目に笑った。

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2014年4月11日のニュース