成瀬“今季最長”8回途中まで3失点、粘投で逆転呼んだ!

[ 2014年4月11日 22:10 ]

<ロ・楽>今季2勝目を挙げたロッテ・成瀬

パ・リーグ ロッテ4―3楽天

(4月11日 QVC)
 9回、楽天・岡島が左飛に倒れたのを見届けると、ロッテ・成瀬はベンチでホッとしたような笑顔を浮かべた。7回1/3を投げ8安打3失点で今季2勝目。何よりもエースとしての役割を果たせたことを喜んだ。

 「何とかチームに勝ちがついてうれしかった」。3月28日の開幕・ソフトバンク戦(ヤフオクD)では4回1/3で12安打6失点の黒星。2試合目の4日、日本ハム戦(QVC)では今季初勝利を挙げたものの、5回1/3で5安打2失点。「2試合とも5回しか投げていない…」。エースとして、先発として、自分の役割を果たせなかったことを悔やんだ。だからこそ、この日は8回途中まで粘り強く投げ、チームを逆転勝利に導いたことがうれしかった。

 とはいえ「ランナーを出してイニングの途中で代わることが、一番してはいけないこと」と次戦に向けて反省した成瀬。2回に3点を失った直後、すぐに同点に追いついた打線に「すごく感謝しています」と頭を下げた。

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2014年4月11日のニュース