ライアン小川 ドタバタ3勝目 打球直撃、今季新ルールでボークも

[ 2014年4月11日 21:48 ]

<D・ヤ>力投する小川

セ・リーグ ヤクルト6―5DeNA

(4月11日 横浜)
 ヤクルトの小川が粘りの投球で無傷の今季3勝目を挙げた。

 4点リードの4回、梶谷の右越えソロで1点を失うと、5回には1死から黒羽根の打球が右太腿を直撃。そのまま続投すると2死一、三塁で打者・荒波の時、今季から禁止されている三塁偽投(投手板を踏んだままけん制のふりをする動作)でボークをとられ、三塁走者の生還を許した。

 6回にも梶谷に右中間に適時二塁打を許すなど中盤に3失点したが、味方の援護にも助けられ、8回を9安打3失点で勝利投手に。114球の力投だった。

 3点リードの9回、代わったカーペンターが2点を失ったものの1死一、二塁のピンチで急きょ登板した久古が石川を中飛、2死満塁では山本哲が井出を右直に打ち取り何とかしのいだ。

 ヤクルトは連敗を4でストップ。同率で並んでいたDeNAとの直接対決を制し、最下位を脱出した。

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