元巨人投手、水沢薫氏が死去 早すぎる48歳、肝不全

[ 2014年1月11日 05:30 ]

05年、巨人トレーニングコーチ時代の水沢氏(下は清原)

 巨人の元投手で、編成調査室員の水沢薫(みずさわ・かおる)氏が10日午前0時22分、東京都内の病院で肝不全のため死去した。48歳だった。通夜は16日午後6時、葬儀・告別式は17日午前10時から、いずれも神奈川県横浜市港北区新横浜1の7の5、新横浜総合斎場=(電)045(472)5550=で。喪主は妻美由紀(みゆき)さん。

 水沢氏は秋田県秋田市出身。秋田商、河合楽器を経て86年ドラフト2位で巨人に入団し、翌年には2軍で最優秀救援投手に輝いた。92年に現役を引退後、95年から06年までトレーニングコーチ。ジャイアンツアカデミーのコーチを経て、08年からは運営部1軍監督付として原監督のマネジャー的役割を担った。原監督の信頼は厚く、誠実な人柄は選手、スタッフからも慕われていた。だが、体調を崩したため昨年1月に現場を離れ、編成調査室に異動していた。

 ▼巨人・原監督 水沢君は厳しい闘病生活中、必ず復帰するという希望を持って頑張ってきていました。急な訃報を聞き残念でなりません。良い友であり、戦友でした。思い出をたくさんつくってくれました。ご冥福をお祈り申し上げます。

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