井端 2・16実戦初戦出る「アピールしなければいけない立場」

[ 2014年1月11日 05:30 ]

自主トレを公開した井端は室内練習場でキャッチボール

 初戦から出る。中日を自由契約となり、巨人に移籍した井端弘和内野手(38)が10日、川崎市のジャイアンツ球場で自主トレを公開。新天地でのレギュラー奪取を誓った上で、対外試合初戦となる2月16日の韓国SK戦(沖縄セルラー)、そして18日の古巣・中日戦(同)の出場にも意欲を見せた。高橋由伸外野手(38)と並ぶチーム最年長が、ベテランとしては異例の早さで仕上げて勝負をかける。

 ジャイアンツカラーの橙(だいだい)色のトレーニングシューズ姿で、井端は軽快に動き回った。「半年前から使っていたから新調ではないですよ」。プロ17年目の余裕を漂わせながらも心は燃えていた。

 「一からレギュラーを目指さなきゃいけない。キャンプ初日から目いっぱいアピールしていかないといけない。そういう立場だと思うし、実戦も(首脳陣から)出ろと言われれば最初からいく」

 不動のレギュラーだった中日時代とは違う。自由契約で移籍した新天地では、遊撃手には坂本がおり、二塁にも西武からFA移籍した片岡がいる。対外試合初戦は2月16日の韓国SK戦、そして同18日に古巣・中日戦が控える。公式戦での出場機会を得るために、実戦初戦からアピールする。

 昨年10月に手術した右肘、右足首の回復も良好だ。大みそかまでトレーニングを積み、新年も3日から始動。この日、40メートルにまで延ばしたキャッチボールでは「今までよりも手が長くなった、手が伸びているような感覚がある。近年で一番いい状態」と手応えを得た。今後は瞬発系や横の動きも取り入れたトレーニングも行い、2月中旬には打撃面も含め、試合に出られる状態に仕上げる。

 昨年3月に行われたWBCでは打率・556を記録。当初はバックアップ要員ながら、2次ラウンド以降はレギュラーに定着し、大会ベストナインにも輝いた。その再現を巨人でも狙う。

 「開幕から(先発で)出られるとは思っていないが、シーズンが終わった時にレギュラーを虎視眈々(たんたん)と狙っている。一から野球に取り組める」

 練習前には、間違えて球場に隣接する遊園地「よみうりランド」に行ってしまった。スタッフの顔と名前もまだ一致しない。そんな状況もエネルギーに変える。

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