二岡 引退決断の理由…「走攻守、全部できないと意味ない」

[ 2014年1月9日 17:07 ]

記者会見で現役引退を表明する二岡智宏内野手
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 9日に会見し、現役引退を表明した日本ハムの二岡智宏内野手(37)は柔らかな笑みを浮かべて、現役生活を振り返った。

 ―今の心境は。

 「もう少し自分の中で野球をやりたくなるかなと思ったが、そういう感情もあまり浮かばなかった。朝起きた時に体の心配をしなくていい」

 ―引退決断の理由は。

 「昨季の結果もふまえてだが、ここ数年は打つだけで、守備に就けない、打てば代走を出してもらう状況だった。僕の中でもこういう感じでいいのか、ということをずっと思っていた」

 ―走攻守そろってこそとの思いは強かった。

 「脚のけがも多かったけど、走攻守、全部できないと意味がない。グラウンドに立つ以上はちゃんとやりたい」

 ―プロ生活で一番思い出に残っているのは。

 「プロに入ってからの初打席。移籍1年目の1打席目もすごく印象に残っている。小学校から一緒に(野球を)やっている阪神の福原との対戦はやりづらい感情や、打ってやろうという感情もあった」

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2014年1月9日のニュース