西武ドラ2山川は“動ける”巨漢108キロ 逆立ち披露

[ 2014年1月9日 05:30 ]

山川の倒立を笑顔で見つめる森(左端)

 プロ野球の新人合同自主トレーニングが8日、西武とDeNAの2球団で先駆けて始まり、西武ドラフト2位で体重108キロの山川穂高内野手(22=富士大)らが第一歩を踏み出した。

 西武第2で見学していたファンが一斉にどよめいた。アップ終了後、巨漢の山川が芝生に両手をつき、足で地面を蹴り上げるとその場に数秒静止。「1分くらいできます。歩くこともできる」と胸を張り、「いつかはやりたい」と元西武の秋山幸二(現ソフトバンク監督)が1986年の広島との日本シリーズで披露した「バック宙ホームイン」ばりの「逆立ちホームイン」を約束した。年末年始の暴飲暴食がたたり、人生最重量という108キロで6日に入寮。ポール間競走では苦しみ、「きつかった。痩せないといけない」。それでも、前夜は夕食のしゃぶしゃぶを腹八分目にしたことで「おなかがすいてイライラしていた」と笑いを誘った。故郷・沖縄のブランド豚の名から、早速「アグー」と呼ばれた山川。ただ、「バック宙もできる」と身軽な巨漢だ。

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