成瀬　納得のプロ初ダウン「何も言えることはありません」

プロで初の減棒となった成瀬は厳しい表情で会見に臨む

　ロッテの成瀬善久投手（２８）が９日、千葉市のＱＶＣマリンで契約更改交渉に臨み、１６００万円ダウンの１億４４００万円でサインした。

　今季は４年連続で開幕投手を務め、６月１日までに６勝を挙げたが、その後４試合連続で勝ち星から遠ざかり６月末に２軍落ち。直後に左肩痛を発症し１０月に復帰も、１４試合で６勝４敗に終わり、２桁勝利は４年連続で途切れた。

　苦悩のシーズンを「いろんな意味で勉強になる１年」と振り返った成瀬。プロ初の減俸となったが「何も言えることはありませんでした」と納得顔で、来季へと気持ちを切り替えていた。（金額は推定）