浅村 背番号「3」お預けも約束手形ゲット「来季活躍なら」

[ 2013年12月4日 05:30 ]

大幅アップで契約更改を終え、目標の背番号3をポーズに笑顔を見せる浅村

 西武の浅村栄斗内野手(23)が所沢市内で契約更改交渉に臨み、5100万円増の年俸8600万円でサイン。交渉では、清原和博や中島裕之(現アスレチックス3Aサクラメント)らが背負い、現在は空位の背番号「3」への変更を直訴したものの、来季に持ち越しとなった。

 今季の浅村は5月下旬から4番に抜てきされると110打点を挙げて初の打点王を獲得した。来季は責任感を番号で背負って自らにプレッシャーをかけたい思いから異例の変更直訴。念願かなわず一度は落胆したものの、すぐに前を向いた。「大きすぎると思うけど目標としては持っておこうと。来季も頑張って、また背番号の話ができれば」。球団からも「あと1年しっかりやりなさい。そうすれば気持ち良く渡せる。おまえにつけてもらうために置いてある番号だから」との約束手形を勝ち取った。

 さらなる飛躍を求められる来季に向け、若き主砲は「打点、打率、本塁打の3部門でリーグトップ」の目標を掲げた。それを実現してこそ、スター番号が手に入る。

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2013年12月4日のニュース