SNS炎上注意せよ!オリックス全選手に再確認

[ 2013年12月4日 07:39 ]

スッキリボディで来季の逆襲を誓った井川

 マウンド上はもちろん、プライベートでも“炎上”は許さない。オリックスが契約更改交渉の席で全選手に対し、ブログやツイッターなどSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)への意識を再確認していたことが分かった。

 ブログやSNSは選手個人とファンを直接つなぐ有効手段として、オリックスでも活用している選手は多い。しかし炎上となれば球団や本社、何よりも選手本人のイメージダウンにもつながる。「野球選手は注目される立場。安易な気持ちで球団の内部情報を書いてしまうこともあるかもしれないから」と横田昭作球団本部長補佐。球界では過去にヤクルト・バレンティンが試合中のツイッター更新で球団から厳重注意を受けた。これまでは選手の自覚に任せていたが球団では昨今の事情から今後も不適切な内容を注意するとともに、上手な活用を徹底させていく構えだ。

 日米通算16年目のベテランも例外ではない。この日、今季年俸1億円から野球協約に定める限度額の25%を超える40%ダウンの6000万円プラス出来高払いでサインした井川は、「野球以外でのトラブルにも気をつけるようにという話はいただきました」と言う。自身もブログを開設しているだけに、神妙な顔で球団からの話を受け止めた。

 井川の他にも金子、岸田、T―岡田らがブログで生の声を発信し、ファンの支持を集めている。選手の個性を大事にするために球団は「念のため」を徹底する。

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2013年12月4日のニュース