呉昇桓の阪神移籍決定 背番号22、新守護神の期待 2年8・5億

[ 2013年12月4日 18:38 ]

阪神に移籍が決まり、背番号22のユニホームを手にする呉昇桓投手(左)と中村勝広GM=4日、ソウル市内

 韓国プロ野球で通算277セーブの歴代最多記録を持つ呉昇桓投手(31)が4日、ソウル市内のホテルでサムスンからの移籍で合意していた阪神と2年契約で調印式を行った。

 移籍金など推定総額8億5千万円の大型契約。背番号は昨季まで抑えだった藤川球児投手(カブス)がつけていた22に決まった。記者会見した呉昇桓は米大リーグ球団を含めたオファーから阪神を選んだ理由を「自分の役割を必要とし、優勝を狙える」とした上で「歴史ある名門に入団できて光栄だ。日本でも最高の抑えになれるよう努力したい」と抱負を述べた。

 会見に同席した阪神の中村勝広ゼネラルマネジャーは「リーグ優勝、さらには日本一の大きな原動力になってほしい」と期待を込めた。呉昇桓は10日に来日し、13日にあらためて入団会見する。

 ▼呉昇桓投手の話 優勝に貢献できるよう最善を尽くしたい。甲子園はテレビで高校野球などを見ていたが、由緒ある球場でわくわくしている。大阪は何度か行ったことがあるが、飲食店に韓国語のメニューも多く、生活に不便はなさそうだ。(共同)

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2013年12月4日のニュース