小池 引退試合で有終決勝2ラン!涙の2発「最後の根性を見せた」

[ 2013年10月8日 21:30 ]

<D・神>8回2死、左越えソロを放ったDeNA・小池は声援に応える

セ・リーグ DeNA7―5阪神

(10月8日 横浜)
 引退を表明しているDeNAの小池正晃外野手(33)が8日、今季最終戦となる阪神戦に「7番・一塁」で先発出場。4回、8回に本塁打を放ち、まさに有終の美を飾った。

 DeNAは4回には赤堀の犠飛で2―2と追いつき、なおも2死三塁で、小池が左中間へ勝ち越しの1号2ランを放った。

 ベンチに戻ると、横浜高の同級生の後藤ら、出迎えた選手と歓喜の抱擁。「いけいけの中、流れに乗って打った。風が吹いていたので、いってくれと思いながら打球を見ていた。最後の根性を見せた」と胸を張った。小池は6回にも中前打。さらに、最後の打席となった8回には、この日2本目となる本塁打を放ち、涙を流しながらベースを回った。

 この日は戦力外となった森本稀哲外野手(32)も「2番・右翼」で先発。1回に二ゴロ、3回には右飛に倒れ4回の守備から退いた。

 また、同じく戦力外となったラミレス外野手(38)は8回裏に1死三塁で代打で出場。中犠飛を放ち、貴重な1点を加えた。

 試合は、3回に阪神がマートン、福留のタイムリーなど4連打で2点を先取。だがその裏DeNAは黒羽根の2号ソロで1点差。4回に逆転に成功すると、6回にも梶谷の16号ソロで突き放した。阪神は8回、1死一、三塁で日高が左前タイムリーを放ち1点を返。9回にも2点を返したが及ばなかった。

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