“赤ゴジラ”西武・嶋が今季限り現役引退 04年首位打者獲得

[ 2013年10月3日 06:00 ]

今季限りで現役を引退する嶋

 西武は2日、嶋重宣外野手(37)が今季限りで現役を引退すると発表した。同日、本人が申し入れて球団が了承した。

 埼玉出身の嶋は、東北(宮城)を経て、94年ドラフト2位で広島に入団。04年には首位打者、最多安打、ベストナインを獲得し「赤ゴジラ」の愛称で親しまれた。12年3月に江草との交換トレードで西武に移籍。同年3月31日には通算1000試合出場も達成した。しかし今季は故障などの影響で出場9試合にとどまっていた。鈴木葉留彦球団本部長は「現役には固執していないようだった。首位打者も獲って一世を風靡(ふうび)した選手ですからね」と引退を了承した経緯を説明した。嶋は3日に記者会見する。

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2013年10月3日のニュース