前田智 最終打席は投ゴロ マツダで初の守備も

[ 2013年10月3日 20:51 ]

<広・中>8回2死、前田は投ゴロに倒れる

セ・リーグ 広島3―5中日

(10月3日 マツダ)
 広島・前田智徳外野手兼打撃コーチ補佐(42)の引退試合が3日、マツダスタジアムの中日戦で行われ、代打で8回に登場。現役最終打席は投ゴロだった。

 8回2死走者無しの場面で小窪の代打として登場。初球の直球を見逃し、2球目は高め直球をファウル。0ボール2ストライクと追い込まれた3球目、ど真ん中の直球を振り抜いたが、投ゴロに打ち取られた。9回表から右翼の守備についた。09年に開場したマツダスタジアムで守備につくのは初めて。森野の右越え二塁打で打球を処理した。

 前田を見るために球場を訪れたファンは、ネクストバッターズサークルに前田が向かった時点で大歓声。「代打・前田」がコールされるとこの日一番の声援が送られた。

 前田智は先月27日に今季限りでの引退を表明。1990年に熊本工高からドラフト4位で広島入り、24年の現役生活で通算2187試合に出場し、2119安打、295本塁打、1112打点を記録している(3日現在)。

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