広島 菊地原 有終の新井三振斬り「迷惑をかけたかな…」

[ 2013年10月3日 06:00 ]

<広・神>ナインに胴上げされる菊地原

セ・リーグ 広島7-2阪神

(10月2日 マツダ)
 今季限りでの引退を表明した21年目左腕の広島・菊地原は最後の登板となった。

 5点リードの8回2死、かつての僚友・新井に全4球直球勝負。139キロで見逃し三振に仕留めた。「感動しました。ただ、新井にも、阪神さんにも迷惑をかけたかな…」。01年に当時のプロ野球タイ記録となる78試合に登板した38歳鉄腕。現役時代もともに過ごした野村監督は「みんなに好かれて、いい兄貴分だった」と話した。

 ▼広島・野村(6回2失点で12勝目)去年の負け数(11)より勝てたし、貯金(6)ができたのも良かった。

 ▽横山(広島)通算500試合登板 2日の阪神最終戦(マツダ)で達成。プロ野球90人目。初登板は97年4月13日の横浜(現DeNA)戦。

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