ソフトＢ　３日敗れれば４位転落も　秋山監督「めちゃめちゃ痛いよ」

＜西・ソ＞５回１死二、三塁、スクイズを失敗する細川

パ・リーグ ソフトバンク１－２西武

（10月2日 西武Ｄ）
　連勝が３で止まったソフトバンクの秋山監督は５回の拙攻を問われると「めちゃめちゃ痛いよ」と吐き捨てるように言った。１点を追いかけ、四球と二塁打で無死二、三塁と牧田を攻めた。

　だが、続く福田のライナー性の当たりは右翼手の正面を突いて１死。さらに細川が試みたスクイズバントは投手への飛球となり、飛び出していた三塁走者の松田も帰塁できず、最悪の併殺となった。細川は痛恨のミスに「あした切り替えて頑張ります」と言葉少なだった。

　６回に長谷川の犠飛で追いついたが、８回１死三塁の勝ち越し機でも中村、今宮が西武の救援陣に抑え込まれ、その裏に本塁打で決勝点を許した。背中が見えていたはずの２位・ロッテとの差は１ゲームに広がり、逆に４位・西武には１ゲーム差に迫られた。３日に敗れると、勝率で下回って４位に転落するが、勝てばＣＳ進出へ王手をかけることができる。シーズン２００安打にあと４本と迫っていた長谷川は５試合ぶりの無安打に終わったが「きょうは（相手の）ピッチャーが勝ちました」と大一番に向け、切り替えていた。

　▼ソフトバンク・ファルケンボーグ（背部痛から復帰即登板も１―１の８回に栗山に決勝被弾）登板間隔は言い訳にしたくない。