小久保氏の代表監督就任受諾を正式発表 近日中に会見

[ 2013年10月3日 18:53 ]

 日本野球機構(NPB)は3日、ソフトバンクと巨人で活躍し、昨年限りで現役を引退した小久保裕紀氏(41)が常設化した日本代表の監督就任要請を受諾したと正式に発表した。小久保氏は福岡市内で取材に応じ「正式に(監督に)なれば、世界一を目指すのは当然」と意気込みを語った。

 正式契約は今後結ぶが、期間は2017年に予定されている第4回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)までの方針。近日中に就任会見が行われ、11月に台湾に遠征して実施される親善試合が初陣となる見込み。コーチ陣の人選も早急に進められる。

 12球団は代表チーム「侍ジャパン」の常設化による収益確保を図るため、常任監督を置くことを決めていた。沼沢正二事務局次長兼侍ジャパン事業部長は「トップチームの監督として最もふさわしいとNPB、12球団の思いが一致した」と説明。評価した点について「一番はフレッシュさ。実績、経験は申し分ないし、リーダーシップに期待している」と話した。

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2013年10月3日のニュース