楽天の“サブちゃん”福山代走も　ポストシーズンは二刀流？

仙台に凱旋した福山

　楽天の星野監督がＣＳ、さらにはその先の日本シリーズに進出した場合、中継ぎ投手の福山を代走で起用するプランを示した。「ベースランニングの練習もさせたい」と明かした。

　福山は昨年オフにＤｅＮＡで野手転向を拒否して戦力外となり、今季から楽天に入団。１メートル７１と小柄ながら、身体能力は抜群で５０メートル走も６秒１。北島三郎似で愛称は「サブ」。９月は中継ぎで６試合に登板し、１６回１／３を２失点で防御率１・１０とチームに貢献した。ポストシーズンは総力戦となる可能性も高く「もし言われたらチームのために頑張る」と語った。

　この日、チームは北海道から空路で仙台に移動。９月２６日の優勝決定から初の地元凱旋に同空港では多くのファンが出迎えた。シーズンは残り６試合。開幕から無傷の２３連勝中の田中は「ＣＳに向けて残りもしっかり戦いたい」と意気込んだ。