“チーム２冠”マギーが体調不良で途中交代　２８日も出場微妙

＜オ・楽＞マギー（右）に声をかける星野監督

パ・リーグ 楽天０－４オリックス

（8月27日 京セラＤ）
　楽天はわずか３安打で今季６度目の零敗。球団創設９年目で初の優勝マジック点灯は２８日以降に持ち越された。

　オリックス・松葉に７回まで２安打に封じ込まれ、星野監督も「いつストライクが入るか分からず（狙い球を）絞れなかった」と敗因を語った。

　首位を快走しているが、不安材料もある。２４日のロッテ戦（Ｋスタ宮城）で抑えのラズナーが右肘痛を発症して離脱したばかりだが、この日は不動の５番として本塁打、打点とチーム２冠のマギーが４回、体調不良で途中交代。大阪市内の病院に行った。左腕・松葉が相手だっただけに、右の強打者が不在となった５回以降は迫力も半減。マギーの欠場から守備位置を変更したことで先制点を失う失策まで飛び出した。マギーの出場選手登録は抹消されない見込みも、２８日の同戦への出場は微妙だ。

　▼楽天・ハウザー（来日初先発で５回２失点の力投も打線の援護なく黒星）まだ改善するところはあるので成長につなげたい。

　▼楽天・平石打撃コーチ補佐（松葉に７回２安打と抑えられ）スライダーがよくて、それを意識させられて直球で差し込まれた。

　　≪Ｍ点灯の条件≫楽天が敗れ、この日のマジック点灯はならなかったが、早ければ２８日にも点灯する。条件は楽天がオリックスに勝ち、ソフトバンクがロッテに●か△でＭ２８が出る。