移籍の青木　今季５勝目「打ち取れて良かった」

お立ち台で笑顔を見せる巨人の（左から）村田、青木、マシソン

セ・リーグ 巨人５―３阪神

（8月28日 東京Ｄ）
　２番手で登板した巨人・青木が今季５勝目を挙げた。同点の５回、先発・宮国が２死二、三塁のピンチを背負った場面で救援マウンドへ。鳥谷に四球を与えて満塁としたが、続くマートンを投ゴロに仕留めて、ピンチを脱出。するとその裏、打線が勝ち越し点を奪い、勝利につなげた。

　試合後、お立ち台に呼ばれた青木は「チームが勝って本当にうれしい。何も考えずに阿部さんのミットめがけて投げようと思っていた。何とか打ち取れて良かった」。チームに優勝マジック「２４」を再点灯させた、広島からシーズン中に移籍してきた貴重な中継ぎ左腕は、気持ちよさそうに笑顔を浮かべた。