イチロー 痛恨今季3個目失策「見ての通りでいいと思います」

[ 2013年8月28日 06:00 ]

<ブルージェイズ・ヤンキース>5回、ガードナーの右前打で三塁に滑り込むヤンキースのイチロー

ア・リーグ ヤンキース2―5ブルージェイズ

(8月26日 トロント)
 ヤンキースのイチロー外野手(39)が26日(日本時間27日)、ブルージェイズ戦で名手らしからぬ失策を犯した。2―2で迎えた5回1死一、三塁。3番エンカーナシオンが放った右翼後方への飛球を背走しながらフェンス直前でジャンプ。だが、ボールをグラブの土手に当て、ぽとり。

 「見ての通りでいいと思います。それ以外ないです」。今季3個目の失策にイチローは一切の言い訳をしなかった。雨のため練習中は閉じていた開閉式ドーム球場の屋根が試合開始直前に開いた影響は少なからずあったが、痛恨の勝ち越し点を献上。後続にも適時打を浴びて3失点。ジョー・ジラルディ監督は「めったにないミス」とかばったが、試合の流れが変わり「余計な2点が入った」と残念がった。

 打撃では5回、21日に日米4000安打を放ったナックルボーラーのディッキーから中前打。4打数1安打に終わった。痛い敗戦で首位レッドソックスとは7・5ゲーム差。後のない戦いが続く。

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2013年8月28日のニュース