山本昌 500試合先発白星飾った 巨人戦最年長勝利

[ 2013年6月24日 06:00 ]

<巨・中>新人の福谷からウイニングボールを受け取る山本昌(左)

セ・リーグ 中日9-5巨人

(6月23日 東京D)
 後輩たちの援護もあり、大ベテランがまた長寿記録を打ち立てた。47歳10カ月の中日・山本昌が、史上6人目の通算500試合先発を白星で飾った。

 「そういうのはもう関係ないよ。また次、次。きょうはみんなが打ってくれて、勝たせてもらいましたけど、チームに勝ちがついたのが一番」

 1―1の3回に先頭の長野に右前打。1死後、坂本にヒットエンドランを決められ、一、三塁から阿部の左犠飛で勝ち越された。2―2と再び同点となった5回にも、長野の左前打から坂本に左中間7号2ランを被弾。「あの2人にやられた。全体的に悪くなかったけど、4失点はいけない」と5回4失点という結果を悔しがった。だが、味方打線の4本塁打の猛攻もあり、約1カ月ぶりの今季3勝目を手にした。

 48年の浜崎真二(阪急)の記録を65年ぶりに塗り替える、史上最年長の巨人戦勝利。これで通算216勝目となり、杉下茂、村田兆治を抜き、歴代単独16位に浮上した。22日には入団当時から師と仰ぐ杉下氏が偶然、東京ドームに姿を見せ、直接、激励された。前回の16日のロッテ戦(QVCマリン)で2回途中でKOされたことに「“何やっとんだ”と言われた。いつもハッパをかけられてばかりなんだけどね。お会いできて良かった」と照れ笑いだった。

 3年ぶりの登板だった巨人戦に勝ち、このカード通算42勝目(44敗)。現役では断トツの白星を挙げてきた山本昌が、久しぶりに「巨人キラー」ぶりを示した。

 ≪史上6人目≫山本昌(中)が今季3勝目。47歳10カ月での勝利は50年5月7日浜崎真二(阪急)の48歳4カ月に次ぐ年長勝利で、先発では自身の持つ47歳9カ月のプロ野球記録を更新した。山本昌の通算勝利は216勝となり杉下茂(大毎)、村田兆治(ロ)を抜き歴代単独16位。先発通算登板は史上6人目の500試合に達した。なお、巨人戦のこれまでの最年長勝利は48年7月21日浜崎の46歳7カ月。山本昌はこの記録を65年ぶりに更新した。
  

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