大阪桐蔭 大トリ出陣!3季連続Vへ試練、7日で5試合

[ 2013年3月16日 06:00 ]

大ジャンプで元気いっぱいの大阪桐蔭・森友主将

センバツ組み合わせ決定

 史上初の3季連続優勝の偉業に挑む大阪桐蔭が、過酷なブロックに入った。初戦は36校中最後となる7日目の第1試合で、遠軽―いわき海星の勝者と対戦する。決勝まで勝ち進めば、7日間で5試合の強行軍となるが、森友主将(3年)は「強いチームと戦って勝っていくと、自信もつく。一つ一つの試合で勝ちにこだわってやっていきたい」と、花咲徳栄(埼玉)、済美(愛媛)など強豪が集まった激戦区を歓迎した。

 1月3日に右足甲の小指付け根を骨折したエース・葛川(3年)の状態を考慮すれば、大会7日目の初戦は好都合だが、勝ち進めば準々決勝からは3連戦。それでも西谷浩一監督は「敵はわれにあり。初戦に全てを懸ける」と前を向いた。

 昨夏の1番から3番に打順が変わった今秋ドラフト候補の森友は、対外試合が解禁された8日の桜宮戦でいきなり右翼席へ一発。4安打4打点で波に乗ると、出場4試合で4本塁打と調子を上げてきた。「藤浪さんのような凄い選手はいない。自分が大黒柱というか、引っ張っていけるよう力になりたい」と史上初の偉業へ向け、チームをけん引する覚悟だ。

 ▼阪神・藤浪(今春卒OB)相手がどこであれ、桐蔭の選手たちは自分のプレーができれば簡単には負けないと思う。

続きを表示

2013年3月16日のニュース