米国 痛すぎ…ライト欠場、メジャーリーガーまとめ役不在

[ 2013年3月16日 06:00 ]

<米国・ドミニカ共和国>2回、送りバントを試みる米国・ブルームクイスト

WBC2次ラウンド2組2回戦 米国1―3ドミニカ共和国

(3月14日 マイアミ)
 米国が崖っ縁に追い込まれた。ここまで打率・438、1本塁打、10打点でチームをけん引してきた5番ライトが、試合直前に背筋痛を訴えて欠場。中軸を失った打線はつながりを欠き、初回の1得点に終わった。

 ジョー・トーリ監督は「準決勝に進出しても、ライトの復帰は頭に入れていない」と肩を落とした。同点の9回に2点を奪われた抑えのキンブレルは「集中して投げられたし、調子は悪くなかったが…」と渋い表情。プライドの高いメジャーリーガーをまとめ上げ、米メディアから「キャプテン・アメリカ」と称えられたライトの離脱がチームに与える衝撃は計り知れない。休む間もなく、15日はプエルトリコと戦う。1回戦で7―1と快勝した相手だが、指揮官は「優位に立つとは思わない。とにかく点を取らなければ」と打線に奮起を促した。

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2013年3月16日のニュース