牧田　１回３Ｋ斬り　台湾戦ダイブ影響は？「全くない」

＜ジャイアンツ・日本＞牧田は１回無失点

練習試合 日本６―３ジャイアンツ

（3月14日 スコッツデール）
　守護神の牧田（西武）がジャイアンツの若手打者を手玉に取った。途中交代を予定していた阿部とバッテリーを組んで呼吸を合わせるために、４回に３番手として登板。１死から田中に右前打を許したものの、アウト３つは全て三振に仕留めた。

　「自分なりの投球をしたかった。球の乾燥も問題なかったし、マウンド（の硬さ）もそこまで気にせずに投げられた。変わるかな、と思ったけど、変わらなかった。気にする必要はなかった」とひと安心。８日の台湾戦でダイビングキャッチした際に痛めた背中についても「全く（影響は）ない」と頼もしい。準決勝、決勝で対戦するチームはほとんどがメジャーに所属する選手だけに、米国では変則的な下手投げからの軌道が効果的であることを証明した。