和田、手術後初ブルペン 4月に実戦復帰目指す

[ 2013年2月20日 06:00 ]

昨年5月の手術後、初めてブルペンで投球練習をするオリオールズ・和田

 オリオールズの和田が、高さが本来の半分の5インチ(約12・7センチ)で傾斜の緩いリハビリ用のマウンドながら、昨年5月に左肘の腱移植手術を受けてから初めてブルペンで投球練習をした。直球を20球投げ「7、8割の力だけど、久しぶりで楽しかった」と充実の汗を拭った。

 チームの詳細な計画に沿ってリハビリに取り組む。キャッチボール、平地に相手を座らせての投球、約90メートルの距離まで延びた遠投を経て、ようやくブルペン入りにゴーサインが出た。4月に実戦復帰、5月か6月のメジャー昇格の青写真を描くバック・ショーウォルター監督は「順調に来ている」とひと安心の様子だった。

 早ければ来週にも通常のブルペンに入る予定。大リーグ移籍1年目の昨季はメジャーでの登板機会なしに終わった和田。2年契約の最終年に向けて「日に日に状態が良くなっている実感がある。ただ、そう簡単にいかないことも分かっている。焦らずにやっていく」と気持ちを引き締めた。

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2013年2月20日のニュース