ダルが施設を電撃訪問 「パワーをもらいに来ました」

[ 2013年2月1日 21:15 ]

児童養護施設「高鷲学園」を訪問したダルビッシュ有

 「みんなにパワーをもらいに来ました」。米大リーグ、レンジャーズのダルビッシュ有投手(26)が1日、出身地・大阪府羽曳野市にある児童養護施設「高鷲学園」を訪問、子どもたちは突然のスター選手登場に大喜びだった。

 2008年にダルビッシュが公式戦で1勝するごとに10万円を寄付する「羽曳野市ダルビッシュ有子ども福祉基金」が創設されていた。基金の一部を使い、子どもらが希望したソフトボールのバットやフットサルのユニホームを当初は市職員が届ける予定だったが、ダルビッシュが直接、目録を届けた。

 ダルビッシュは子どもたちから「試合前にどんな音楽を聴いていますか」などの質問を受け、「試合前には聴かないです。ボーッとしています」と答えて会場を沸かせていた。

 施設長の瀬川佳成さんは「子どもたちは少々しんどいことがあっても、乗り越える勇気・希望をもらいました」と感謝していた。

続きを表示

2013年2月1日のニュース