田淵幸一氏 3年ぶりスポニチ評論家復帰

[ 2013年2月1日 06:00 ]

スポニチ評論家に復帰し森戸社長(左)と握手する田淵氏

 前楽天ヘッドコーチの田淵幸一氏(66)が31日、スポーツニッポン新聞の評論家に就任した。田淵氏は10年以来、3年ぶりに本紙評論家に復帰することになった。

 この日、東京・越中島のスポーツニッポン新聞東京本社を訪れ、森戸幸生社長に就任あいさつを行った田淵氏は「野球の魅力を分かりやすく読者に伝えていきたい」と抱負。森戸社長から「大いに期待しています。頑張ってください」と激励を受け、固い握手をかわした。

 田淵氏は現役時代、阪神、西武の主砲として歴代11位の474本塁打をマーク。指導者としてもダイエー監督(90~92年)、阪神チーフ打撃コーチ(02、03年)、08年北京五輪でも日本代表のコーチを歴任するなど選手育成に力を注いできた。

 「まずは宮崎、沖縄を回って、いろいろと見ていきたい」。これまでの豊富な経験を生かし、春季キャンプから国内プロ野球、WBCなどの評論活動を精力的に行っていく。

 ◆田淵 幸一(たぶち・こういち)1946年(昭21)9月24日、東京都生まれの66歳。法政一から法大を経て、68年ドラフト1位で阪神入団。69年に新人王、75年に本塁打王。79年に西武に移籍して2年連続日本一に貢献。84年に現役引退。通算成績は1739試合で打率・260、474本塁打、1135打点。引退後はダイエー監督、阪神打撃コーチ、楽天ヘッドコーチなどを歴任。1メートル85、94キロ。右投げ右打ち。

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2013年2月1日のニュース