糸井 初日からMAX発進を予告「最初が肝心ですから」

[ 2013年2月1日 06:00 ]

宮古島入りし、意気込みを語るオリックス・糸井

 日本ハムからトレード移籍したオリックス・糸井嘉男外野手(31)が、沖縄・宮古島入りし全開宣言した。WBC日本代表候補に選ばれているため、例年より早めに仕上げた状態でキャンプイン。打撃では「いつもはこの時期はやらない技術面もやってきた」と話し、オリックス初日からMAX発進を予告した。

 前日30日まで日本ハムの練習場がある千葉・鎌ケ谷市などでみっちり調整した。「トレードの後は練習もやりにくかったですけど」と苦笑いしたものの、走攻守すべてで高いレベルまでもってきた自負がある。例年は2月1日から参加することのないシートノックにも「初日からやるんですか?」ととぼけたものの、「大丈夫だと思います」とすぐに表情を変えて、自慢の強肩を披露することもほのめかした。

 心の整理には時間がかかったが、数日前に森脇監督から電話を受け「気持ちの中で燃えてくるものがあった」と明かす。特に、指揮官が期待する坂口との鉄壁の右中間については「坂口の存在は、野手になってから一目置いていた。一緒に守れるように」と抱負。最下位に沈んだチーム再建のキーマンになろうと、心意気も違うようだ。

 全体ミーティングには分厚い新品のノートを持参。「最初が肝心ですから」。突拍子もない発言が多く宇宙人と呼ばれることもあるが、優等生となった糸井が、全開発進で、さらに注目を集めそうだ。

続きを表示

この記事のフォト

2013年2月1日のニュース