内海 MVP受賞 杉内の穴埋めた!文句なし「最高の気分」

[ 2012年11月4日 06:00 ]

<巨・日>日本一となりベンチを飛び出す巨人・内海(左から2人目)

日本シリーズ第6戦 巨人4-3日本ハム

(11月3日 東京D)
 シリーズ2勝で文句なしのMVPに輝いた巨人・内海は穏やかな笑みを浮かべた。「まさか自分が選ばれると思っていなかったのでうれしい。最高の気分です。(10年に)選手会長になって優勝していなかったので3年目で優勝できてよかった」。

 中日とのCSファイナルSでは第1、5戦に登板もチームを勝利に導くことはできなかった。しかし、日本シリーズでは第1戦(東京ドーム)で7回無失点、2勝2敗とされた第5戦(札幌ドーム)も中4日で8回7安打2失点と踏ん張った。2枚看板の一人、杉内が投げられない中、エースの働きを見せた左腕に、原監督も「内海の2つの勝利が非常に大きかった」と労をねぎらった。

 3年前の日本一はシーズン9勝止まりでCSも登板機会がなかっただけに「体は疲れていたけど、信頼して使ってもらえたのでうれしかった」と大舞台で投げられる喜びを力に変えた。今季は2年連続最多勝をマークし、シリーズも通算4勝で現役最多。「9年目になりますけど、阿部さんを中心に一番強いジャイアンツだと思う」。名実共にエースへ成長した左腕の表情に貫禄が漂っていた。

 ≪左腕では巨人初≫内海(巨)が初のMVP。巨人の投手では52、55年別所、72、73年堀内、81年西本、94年槙原に次いで18年ぶり5人目(7度目)。左腕では初めてだ。他球団でも左腕MVPは86、87年工藤(西)、03年杉内(ダ)しかおらず内海は3人目になった。09年日本ハムとのシリーズでは2試合に登板し1勝1敗、防御率4.91。それが今シリーズは2勝0敗、防御率1.20と抑えた。前回と今回のクリーンアップ(3~5番)との対戦は
打―安 本 点 被打率
09年13―6(1)2 .462
12年18―3 1 .167
 今回許した3安打は全て単打と中軸封じが好結果につながった。

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