プロ入りの基準は沢村先輩 日本生命・井上の高いハードル

[ 2012年11月4日 15:33 ]

スポニチ後援第38回社会人野球日本選手権第2日 日本生命13―0JR四国

(11月4日 京セラドーム)
 スポニチ後援第38回社会人野球日本選手権第2日は4日、京セラドームで1回戦3試合が行われ、第1試合は日本生命が13―0でJR四国にコールド勝ちした。

 中大出身の新人・井上が4安打2打点と活躍。第1打席は無死一塁から中前打を放ち先制機を演出。6回の第4打席は無死満塁から中越えの二塁打で2打点を挙げた。

 100キロを超える巨体から意外に?器用なバットコントロールで大学時代から東都リーグの強打者として鳴らした井上。大学4年時にはプロからも声はかかっていたが、プロ志望届は提出せず社会人へ進んだ。

 「(巨人の)沢村さんが1個上で見ていたので、あれぐらい自信がないとだめだなと。沢村さんでも10勝ちょっとだったし。沢村さんを打たずしてプロに行って2年、3年でクビになるんだったら、ここ(社会人)で経験を積んでからでもいいんじゃないかと思った」と新人から2年連続で2桁勝利を挙げた先輩をプロ入りの基準に据える。

 それでも沢村の他に阿部、亀井を始めとした中大の先輩が日本シリーズで活躍する姿が刺激になったのは事実。セールスポイントの打撃をさらに磨いてプロの舞台を目指す。

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2012年11月4日のニュース