李大浩 打点王ほぼ手中、本塁打もトップに3差

[ 2012年10月5日 22:31 ]

パ・リーグ オリックス3-1ソフトバンク

(10月5日 京セラD)
 打点王はほぼ手中にしたか。オリックスの李大浩が先制のソロ本塁打でリーグトップの打点を88に伸ばし、同じく2試合を残し、2位で追う中村(西武)との差を9に広げた。来日1年目でのタイトル獲得に大きく前進し「正直、うれしく思っているが、目標に設定していた100打点にはいっていない」と貪欲さを見せつつ満足感をのぞかせた。

 4回、大隣の高めに浮いた直球を捉えると、打球は一直線に左翼席へ飛び込んだ。今季24号で本塁打でもリーグトップの中村に3本差に。2冠に望みをつなぐ一発に「気持ち良く打ち返すことができた。当たった瞬間にいったと思った」と表情を緩ませた。

 自身の成績とは対照的にチームは最下位に沈んだ。2年契約の最終年となる来季へ「ことしよりも犠牲という言葉を思わないと。みんなを引っ張っていきたい」と主砲の自覚十分に意気込んだ。

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2012年10月5日のニュース