内海 2年連続最多勝確実!「やっちゃったなという感じ」

[ 2012年10月5日 21:03 ]

DeNA戦に先発した巨人・内海

セ・リーグ 巨人8―1DeNA

(10月5日 東京D)
 巨人の内海が5日のDeNA戦に先発し、6回3安打1失点で15勝目を挙げ、球団では95、96年の斎藤雅樹以来の2年連続最多勝をほぼ確実にした。

 9月28日のDeNA戦では3失点で5回途中に降板(勝ち負けはつかず)しており「前回やられていたんで、何とか最後のチャンスを物にしたいと思った。点も取ってくれたし気持ちよく投げられた。最高でした」と笑顔の内海。初回に自らの暴投などで1死三塁とされ、筒香に先制打を許したが、その裏すぐに味方打線が追いつき、その後は5回まで無安打の好投。原監督も「価値ある勝利」と称えた。

 15勝は、2位の広島の前田健、肘を故障中の中日・吉見に2勝差をつけており、ほぼ最多勝も確実。昨年、18勝で吉見と獲得した最多勝を、今年は単独で獲得できそうだ。「まだまだ決まるまで分からないですが、うれしいですし、やっちゃったなって感じです」と内海。防御率も1・98と1点台に戻し、CSに向けて弾みのつく勝利を喜んでいた。

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2012年10月5日のニュース