村田 33打席ぶり安打だ!12号だ!猛打賞だ!!!

[ 2012年10月5日 20:57 ]

3回巨人2死一、三塁、村田が右前に適時打を放つ

セ・リーグ 巨人8―1DeNA

(10月5日 東京D)
 不振の巨人・村田が5日、東京ドームで行われたDeNA戦で33打席ぶりの安打に加え、猛打賞の活躍で大勝に貢献した。

 まずは3回、阿部のタイムリーで勝ち越し、高橋由も中前打で続いた2死一、三塁で2ボールからの国吉のスライダーを右前へ弾き返した。第1打席は一飛に倒れていたため、これで33打席目。実に9月18日の中日戦以来の安打がタイムリーとなった村田はポンと手を叩き、一塁上ではガッツポーズも飛び出した。

 「試合の空いた4日間で気持ちをリセットして、今日の試合に臨みました。1本出てホッとしましたが、続けていけるようにしたい」 と村田。さらに、5回にも2打席連続となる中前打を放った。さらに、7回にも9月2日のDeNA戦以来となる12号ソロを左翼へ叩き込み、その日以来、今季9度目の猛打賞も達成だ。

 3日には巨人・原監督が、川崎市ジャイアンツ球場の室内練習場で、村田に対し、報道陣をシャットアウトし、約30分の密室指導。練習後に「(調子が)戻ってきている感じはある」と前向きに話しており、その成果がさっそく出たようだ。

 村田も「ジャイアンツ球場での練習で、監督からは“重心を低く”、村田打撃コーチからは“ボールを前で打つ”、阿部さんからは“重心を残して前でさばく”というアドバイスをいただき、今日の試合では実戦できたのかなと思います。アドバイスをいただき感謝しています」 と喜んだ。

 試合後には久々のお立ち台に立ち「巨人に移籍して1年目で優勝を味わえたのはいいんですが、ちょっとホッとしすぎた。あと2試合、爆発できるように頑張りたい」と笑顔で語っていた。

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