青木 トンネル脱出3安打!100安打到達「早かった」

[ 2012年8月22日 06:00 ]

カブス戦の8回、この試合3安打目となる中前打を放つブルワーズの青木

ナ・リーグ ブルワーズ9-5カブス

(8月20日 ミルウォーキー)
 ブルワーズの青木が、トンネルを脱出した。19打席連続無安打だったが、カブス戦の初回に外角球をうまく捉えて左前打。「初回の1本が気持ちを楽にさせてくれた」と波に乗ると、一挙8得点の猛攻で逆転した5回には、中堅への同点犠飛。6、8回にも安打を放ち、今季6度目の1試合3安打をマークした。「久しぶりだったし、うれしい。いつか打てると思っていても長く感じた」と安どの表情を浮かべた。

 初回の安打は、今季100安打目だった。日本プロ野球史上で唯一、2度のシーズン200安打をマークしている青木にとっては、出場111試合での到達は遅く、通過点にすぎない数字。それでも控えスタートの開幕から、実力で1番・右翼を不動のものにして積み上げてきただけに「今年は規定打席自体が無理だと思っていたし、100本打てたのは早かったのかなと思う」と振り返った。打率も・283に上昇。残り41試合、3割を目指して貪欲に安打を積み重ねていく。

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2012年8月22日のニュース