和田監督 大和絶賛!先発・久保も完全復活

[ 2012年7月14日 22:02 ]

ヤクルト戦に先発した阪神・久保

セ・リーグ 阪神3―2ヤクルト

(7月14日 甲子園)
 今季4度目のサヨナラ勝ちに、指揮官もホッと一息ついた。阪神・和田監督はサヨナラ打を放った鳥谷よりも先に、延長10回2死無走者から内野安打で出塁し、決勝のホームを踏んだ大和を褒め称えた。「良く粘ってくれた。しかも出塁した。投手が警戒するリードもとっていた」と見えにくい部分にも言及。鳥谷についても「(カウント)3―1からつなごうという思いがあっただろうけど、よく打ってくれた」と賛辞も忘れなかった。

 この日の先発は、約1カ月ぶりに登板した久保。7回を無失点と役割を果たしたが、2番手・榎田が同点2ランを浴び白星はつかず。指揮官は「継投が裏目に出てしまった」と悔やみながらも、「久保に勝ちをつけてやりたかった。完全に良い時の久保に戻った」手応えを口にした。

 甲子園9連戦のうち4試合を終え、3勝1敗(13日は雨天中止)。前半戦ここまでリーグ5位、借金7と低迷しているが、球宴まで甲子園で残り4試合を「1試合で7、8つの白星が取れる訳ではない。しっかり目の前の試合を」と話し、「気象庁より早く梅雨明け出来れば」と躍進を誓った。

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2012年7月14日のニュース