野球応援で相次ぎ熱中症 関東で中高生ら搬送

[ 2012年7月14日 20:41 ]

 南から暖かい湿った空気が流れ込み強い日射が加わったことで、14日は関東地方を中心に今年一番の暑さとなり、全国高校野球選手権の各県大会やスポーツ大会の会場などから、中高生らが熱中症で相次ぎ病院に運ばれた。

 各県や消防などによると、高校野球茨城県大会が開催中だった同県笠間市の市民球場では、17歳の女子高校生3人を搬送。栃木県大会初日の栃木県総合運動公園県営野球場(宇都宮市)では15歳と16歳の男女2人が病院に運ばれた。

 埼玉県越谷市の県立越谷西高校では午後1時40分ごろ、吹奏楽部の1年生の男女3人を病院に搬送。午前11時ごろから約2時間、近くの公園で高校野球の応援の練習をし、学校に戻ってから体調不良を訴えた。

 群馬県榛東村山子田では午後1時ごろ、ソフトテニスの大会で中学生の女子9人が体調不良を訴え、病院に搬送された。うち6人は入院が必要と診断された。

 気象庁によると、埼玉県の越谷と東京都の練馬で34・4度、群馬県の館林で34・2度を記録した。

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2012年7月14日のニュース