大産大付 平田 圧巻の19球 ロッテスカウト「かなりの可能性を秘めた投手」

[ 2012年7月14日 07:10 ]

大阪大会1回戦 大産大付9―0大手前

(7月13日 住之江公園)
 来秋のドラフト候補左腕、大産大付・平田が大手前戦で9点リードの6回から登板。全19球中、カーブ1球以外は全て直球を投じ、3三振を奪うなど2回を打者6人で料理した。

 「真っすぐで押していく投球をしようと最初から打ち合わせていた」

 1メートル82、76キロの恵まれた体格から、繰り出す速球はMAX143キロ。中学時代は橿原磯城シニアのエースとしてジャイアンツカップ3位に貢献。日本代表にも選出された逸材だ。高校入学後も1年生の昨夏からベンチ入り。昨秋の大阪府大会5回戦・堺戦ではノーヒットノーランも達成しているが、この日は先発の平島と2人で7回参考記録ながら無安打無得点リレーを完成させた。

 巨人など6球団のスカウトが視察し、ロッテ松本編成統括は「馬力があるし、かなりの可能性を秘めた投手」と高評価。平田は「大阪桐蔭を倒したい」と力強かった。

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2012年7月14日のニュース