西武 “転向組”が活躍!借金完済目前だ

[ 2012年7月14日 22:40 ]

パ・リーグ 西武4-1オリックス

(7月14日 ほっと神戸)
 西武のゴンザレスが来日初勝利で、自ら30歳の誕生日を祝った。5回まで最少失点にしのいだベネズエラ人右腕は「今まで迷惑を掛けていた。やっと貢献できた」との言葉に実感を込めた。

 開幕時は抑えだったが5月末までに10点近い防御率と4敗の数字を残して2軍落ち。指揮官は救援での起用を断念し、先発の訓練をさせた。初先発となったこの夜、走者を出して動揺する姿は消え、監督も「試合をつくって白星が付いた。自信にしていい」と高評価。異例のシーズン中での配置転換が実った。

 そして開幕投手を務めた涌井が9回を締めた。最大九つあった借金は完済が目前。監督は「上位もけが人が出たりしている。うちはある程度、整ってきた」。シーズン序盤に苦しんだチームが形を変えつつ、反攻の態勢に入ったことに自信を深めていた。

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2012年7月14日のニュース