石巻工 胸張って地元へ…「夏に向けチーム一つに」

[ 2012年3月24日 12:40 ]

 選抜高校野球大会で敗退した石巻工高(宮城)は24日、地元に向けて出発する前に大阪市の宿舎で報道陣の取材に応じ、阿部翔人主将(17)は「もう次の目標に頭は切り替わっている。夏に向けてチームが一つになれるよう、早く戻って練習したい」と心境を語った。

 敗退翌日の23日、甲子園で観戦予定だった選手達は、雨天中止を受けて完全自由行動に。阿部主将は「家族で吉本新喜劇を見に行って、思いっきり笑った」とリフレッシュできた様子。雨の中、甲子園を訪れたという松本嘉次監督(44)は「もう一回夏に来てやる、と誓った。胸を張って石巻に帰りたい」と話した。

 23日に通天閣や道頓堀を観光したというエースの三浦拓実投手(17)は「細かいところで全国レベルとは差があると感じたので、そこを詰めていきたい」と課題を見据えた。チームは24日午後、石巻市に到着する予定。

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2012年3月24日のニュース