林昌勇 開幕2軍 調子上がらず無期限調整命じられる

[ 2012年3月24日 06:00 ]

 ヤクルトの守護神・林昌勇投手(35)が23日、来日5年目で初めて開幕を2軍で迎えることが確実となった。

 この日、不調のため2軍降格が決定。小川監督は「状態が上がらないので下でやらせます」と明言し、荒木チーフ兼投手コーチも「抑えができないのなら置いといても仕方ない。そういうの(昇格のメド)をつけるとろくなことはない」と復帰を急がせず、無期限のファーム調整を命じた。

 日本で通算128セーブを挙げている林昌勇は今月上旬に右上腕部の張りを訴え、初実戦となった21日の巨人戦(東京ドーム)は1回を3安打2失点。150キロを常時超えた直球は130キロ台後半止まりと精彩を欠いた。4人の外国人枠は、バーネットと新加入のロマンとミレッジに加え、オープン戦序盤は不振だった昨季本塁打王のバレンティンも調子を上げてきたため、守護神の降格を決断した。代役については「その時々で良い投手を使う」と指揮官。当面は松岡、バーネットが日替わりで務める予定だ。

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2012年3月24日のニュース