“江川2世”大谷「夏の経験生きた」チームに12年ぶり春白星!

[ 2012年3月24日 14:25 ]

倉敷商の最終打者・代打大杉を三飛に打ち取り、完投で初戦を突破した作新学院・大谷

第84回選抜高校野球大会第3日 第2試合 作新学院7-3倉敷商

(3月24日 甲子園)
 逆転で50年ぶりのセンバツ優勝へ向けて好スタートを切った作新学院。立役者となったのがエース大谷だ。

 序盤は制球が定まらず、1、2回に得点を許す苦しい立ち上がり。それでも「かわしにいかず、自分のボール信じて投げなさい」という小針監督のゲキを受けると、変化球から直球主体の投球に切り替えて、変身。見事に修正してみせ3回以降は得点を許さなかった。

 昨夏は全試合に登板し「江川2世」の異名をとる大谷。雨でマウンドがぬかるむ中での投球も「雨が降るのは分かっていたので。夏の経験が生きている」と頼もしかった。

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