ソフトバンク 相次ぐ主力の流出…和田と川崎が大リーグ挑戦へ

[ 2011年11月30日 17:45 ]

 ソフトバンクの和田毅投手(30)と川崎宗則内野手(30)が今季取得した海外フリーエージェント(FA)権を行使して米大リーグ移籍を目指すことが30日、確実になった。同日までにFA申請の手続きを済ませた模様で、12月1日にも本人が意思表明する見込み。

 
 和田は島根・浜田高から早大を経て2003年に自由獲得枠で入団。新人王に輝いた1年目から5年連続2桁勝利。昨季は17勝で最多勝を獲得して最優秀選手(MVP)に輝き、今季も16勝を挙げた。通算成績は107勝61敗、防御率3・13。
 
 川崎は鹿児島工高からドラフト4位で2000年に入団。03年からレギュラーに定着し、04年は盗塁王と最多安打に輝いた。通算成績は1145試合に出場し、打率2割9分4厘、27本塁打、369打点、267盗塁。
 
 ソフトバンクは8年ぶりの日本一に輝いたが、杉内俊哉投手(31)も国内FA宣言しており、主力の相次ぐ流出が懸念される。

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2011年11月30日のニュース